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ジェネリック薬品をご存知ですか?
みなさんは、ジェネリック薬品というものを聞いたことがありますか。おそらく、聞いたことがないという方がほとんどではないでしょうか。海外ではすでに広まっているジネリック薬品ですが、日本ではその普及が遅く、最近になってようやくジェネリック薬品のコマーシャルや新聞広告が出るようになってきました。川上村診療所でも、4月から一部の薬でジェネリック薬品を導入しました。
ジェネリック薬品とは
医師が処方する薬には大きく分けて二つの種類があります。1つは、薬品会社が自ら開発し、特許を取って販売しているもので、「新薬」または「先発品」と呼んでいます。もう一つは新薬の特許が切れた後に、違う会社が同じ成分で安く売り出す薬で、これを「ジェネリック薬品」と呼んでいます。
ジェネリック薬品はどのくらい安いのか
高血圧や糖尿病、高脂血症といった慢性の病気に対する薬は、実は薬代がけっこう高いのをご存知でしょうか。たとえば、血圧を下げるお薬は、1錠100円近くするものが多く、コレステロールの薬になると1錠150円以上するものもあります。これをジェネリック薬品にすれば、血圧の薬であれば20-50円に、コレステロールの薬も70-80円くらいなります。薬の種類にもよりますが、およそ薬代を半分くらいにすることができます。
なぜ、ジェネリック薬品は安いのか
薬の開発には、長い年月と何百億円という莫大な費用がかかります。したがって、新薬はおのずと高い値段になってしまいます。一方、ジェネリック薬品は、特許が切れた新薬と同じ品質を証明することで販売できるため、開発費用が安くすむため、薬の値段も安くなります。
ジェネリック薬品の効き目は?欠点は?
薬の名前が違うだけで、中身は同じですので、薬の効果は全く変わりません。ただ、これまで多く使われてきた先発品と薬の名前が違うため、ジェネリック薬品になじみのない医師は少し戸惑うかもしれません。そんなことがないよう、川上村診療所ではお薬手帳をお渡しし、そこに先発品の名前もいっしょに記載するようにしています。
先発品との使い分け
先発品と言っても、昔からあるお薬は値段がだいぶ安くなり、ジェネリック薬品とほとんど値段が変わらないものもあります。したがって、川上村診療所では、安い薬については、そのまま使うことにしています。また、特許が切れていないお薬については、ジェネリック薬品がまだ作られていないため、購入することができません。
医療費を少しでも安く
川上村診療所では、高騰する医療費を少しでも軽減するため、必要十分な医療を提供する一方で、不必要な検査や薬は極力やめる、同じ品質で値段が安いものであれば、安いものを導入するなど、患者さんの負担を減らす医療を心がけています。
文責:北村和也